懸樋哲夫著 緑風出版
書のなかで、携帯電話の高周波の害について、
旧郵政省管轄の調査研究を自らの手でもみ消した事案を取り上げている。
通話中の高周波が脳に通じる血管の関門となる部分を麻痺させ、
有害物質のフィルター的役割をスポイルさせるという。
また、携帯電話は基地局をたえず探し微弱な電波を出し続けているが、
男性の場合、ズボンのポケットやベルトのホルダーにいれていると精子に影響が及ぶらしい。
7割近くの精子が動きの鈍いものになるという。
携帯電話がもたらす害について、ヨーロッパでの報告と日本のそれとの数値の開きがあること、
また、対応の鈍さ、研究組織の独立性などでも、多くの問題を孕んでいるようだ。
アスベストの害について、アメリカでは1914年に認められている。
日本で使用禁止になるまでは。世紀を越えなければならなかった。
たばこの害が認められて、日本で未成年が吸うことを禁止したのは1900年だ。
たばこに対する社会的な制約が強まったのは、ごく最近のことだ。
いずれも百年もの間、害は垂れ流しの状態が続いたわけであり、
その論で行けば、携帯電話に対する規制は2100年まで絶望的といえるだろう。
米津一成著 河出書房新社
自転車に乗ることの第一義は、楽しいからという意見に同意。
経済性だとか環境問題に結びつける必要はない。
この書の分類でいうなら、
僕はブルベを走る人たちの心境は理解できない。
100kmそこそこを楽しくサイクリングして
景色を楽しんだり、疲労感を充実感に転化できるそこそこの歓びがあれば充分と心得ている。
自転車乗りとしての見解がわかりやすくまとめられた一冊だ。
つまり、乗っている僕に必要な本ではない。
近所に住む郷土史家のおじさんの話として聞くぶんにはいいかも知れないが、
こちとらにも見方があるからして、そこからの視点では
彼の立ち位置がいまいち不明瞭。
よくわからない。
彼を読んできてなかった僕なりの理由が、明文化された気もしないではない。
まあ、おじさんの話として、今はお聞きしておきます。
というわけで
日本の歴史 上 井上清著 岩波新書(青版)
概説日本史 黛弘道他著 有斐閣選書
空白の四世紀とヤマト王権 邪馬台国以後 西嶋定生他著 角川選書
日本文化史 彫刻的世界から絵画的世界へ 笠井昌昭著 ぺりかん社
ほかに、楽しみとして
京都 林屋辰三郎著 岩波新書(青版)
著者は、司馬遼太郎対話選集1「この国のはじまりについて」の
最初の対談相手。古代出雲と東アジアの話がおもしろい。
奈良 直木孝次郎著 岩波新書(青版)
仏像の誕生 高田修著 岩波新書(黄版)
法隆寺を支えた木 西岡常一・小原二郎著 NHKブックス
境界の中世象徴の中世 黒田日出男著 東京大学出版会
中世思想史への構想 大隅和雄著 名著刊行会
日本史のエクリチュール 大隅和雄著 弘文堂
中世の罪と罰 網野善彦他著 東京大学出版会
日本中世の民衆像 網野善彦著 岩波新書(黄版)
増補 無縁・公界・楽 日本中世の自由と平和 網野善彦著 平凡社
一遍上人-旅の思索者 栗田勇著 新潮社
一遍と時宗教団 大橋俊雄著 教育社
一遍-その行動と思想 大橋俊雄著 評論社
一遍上人ものがたり 金井清光著 東京美術
踊り念仏 五来 重著 平凡社
遊行寺 中世の時宗総本山 橘俊道著 名著出版
遊行寺の歴史と概観 遊行寺発行
山家集 新潮日本古典集成 新潮社
西行の歌集でした。
読了
日本史の旅は、自転車に限る。
古寺巡礼 京都12 延暦寺
歴史文化ライブラリー55 比叡山延暦寺 世界文化遺産
山窩あるいは山家についての興味がわいてきた。
縄文人の末裔説は、柳田国男か。
ほかに一遍上人ものスタンバイ。
不増不減
是故空中無色
無受想行識
無眼耳鼻舌身意
無色香味触法
無眼界
乃至無意識界
無無明
亦無無明尽
乃至無老死
亦無老死尽
無苦集滅道
無智
亦無得
以無所得故
日本の食と農 危機の本質 神門善久著 NTT出版
拾い読みしただけでも、すごい内容だ。
というか、ぼくが知りたいことがそのまま章立てされている。